小野義徳の『社長の机』
第2回【Loop Hero】

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2021.12.28

みなさん、こんにちは。

ディライトワークス株式会社 代表取締役社長の小野義徳(おの よしのり)です。

 

第1回目のマニアックなタイトルの話もそこそこ私の近所(って どこや?笑)では評判が良かったので、さっそく2回目の更新をさせてもらいました。

おじさん社長が記すゲームタイトルの感想を通じて、ひとりでも多くの方に私の思考や、嗜好や、雰囲気が伝われば…という気持ちと、この会社から生まれるタイトルへの期待を感じていただければ嬉しいな…という想いです。

 

前回のBlogでは、新会社設立に関して少し触れさせていただきました。

で、今回は、新会社の名称を先日のリリースでは明記していませんでしたので発表したいと思います。

…色々と大人の作業がございまして、先日のリリースに入れるのが間に合いませんでした。

 

 

新会社の社名は、『株式会社ラセングル』です。

 

 

先日お伝えいたしました通り、ディライトワークスの開発・運営スタッフ、そして私は、この新会社『ラセングル』へ異動いたします。また、新会社の代表も引き続き小野が務めさせていただきます。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

一部の開発・運営スタッフは、休みなく年末年始イベントの作業がありますが、会社の多くのスタッフは御用納めになり、年末年始休暇へ入ります。

2020年から続いている世の中の状況は、2021年に少しは改善された状況になってきたのかもしれません。ただ、2019年の状況と比べると、まだまだ“当時 普通だったこと”が戻ってきていないことも現状です。

2022年はディライトワークスにとっても、新会社『ラセングル』にとっても新しい門出になります。

来年は、今年より良い状況で“普通だったこと”が当たり前に出来る世の中になることを祈るばかりです。

来年も、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

さて、第2回目は【Loop Hero】です。

 

ぐるぐるぐる…。

 

なんだか毎日同じことの繰り返しで、先に進んでいる感じがしない…。

勉強や部活、仕事などなど、誰でも一度はそんな経験をしたことがあると思います。

 

それでもゴールに向かって諦めずにぐるぐる回っていると、成長の機会が訪れて、一気にレベルアップする感じ…そういう経験、ありますよね。

 

悩んでいる所に優しい魔法使いが現れて「うんうん、よくここまで頑張ってきたな。ご褒美じゃ」てな感じで、パッと100レベルくらい上げてくれてもいいのではと思うこともありますが、まぁ現実的には、成長の機会は『試練』とか『問題』、『課題』みたいな、いや~な形として訪れることばかりです(笑)

 

ぐるぐるぐる…。

 

 

【Loop Hero】は、デッキ構築型のシミュレーションゲームといえばいいのか、戦略型のRPGといえばいいのか、表現が悩ましいゲームです。

 

体験としては、『Loop Hero型ゲーム』といいたくなるような、素晴らしいものでした。

 

【Loop Hero】は、プレイする度に自動生成される『道』があり、プレイヤーの分身であるヒーローは、その『道』をぐるぐると自動で回り続け(移動し)ます。

 

『道』をぐるぐる回っていると、敵と戦闘になりますが、この戦闘も自動です。

 

移動は自動、戦闘も自動。

 

では、プレイヤーは何をするのかというと『ヒーローが歩む道に、次々と試練を置く』のです(笑)

 

ヒーローがぐるぐる回りながら、ひたすら序盤の敵だけをポンポン倒し続けても、強力な装備や貴重なアイテムが手に入らず、なかなか強くなれません。

 

そこで、プレイヤーは『今の状況と装備なら、ギリギリ倒せるかも』というような敵が出てくる『敵』や『建造物』、『環境』をアチコチにおいていくのです。

 

何も考えずに配置すると、ヒーローは死にます。

強力な装備品が欲しくて、敵を増やしすぎても、ヒーローは死にます。

 

ヒーローの強さと、ドロップした装備品の能力を吟味し、時には装備を入れ替えて『今の状況と装備なら、ギリギリ倒せるかも』というような敵が出てくる配置バランスの『道』を創り続けるのが、このゲームの醍醐味になります。

 

ヒーローのクラスや能力、敵、建造物、環境にはシナジーがあり、それらを考慮してデッキを構築する楽しみもあり、ヒーローを殺さないように、でも、ギリギリのバトルに勝って良い装備を手に入れられるように、最適なバランスになる『道』を考えて配置する楽しみもあり、次々とドロップする装備品の能力を吟味して最も効果を発揮するように装備を入れ替え…と、プレイヤーが考えることは沢山あって、その試行錯誤が楽しいゲームです。

 

その楽しみを邪魔しないために、ある種の引き算ともいえる『移動は自動、戦闘も自動』なのですね。

 

仕様の足し算と引き算のバランスが美しく計算されていて、ヒーローが死んでしまっても「う~ん、あと1回だけやってみようかな」という気持ちになり、1回が2回、2回が3回…と、気が付けば数時間が経過ということも(笑)

 

ぐるぐるぐる…。

 

強くなるためには、試練が必要。

試練に挑み続けることで、できることが増え、世界が広がる。

同じ道をぐるぐるしていたと思っていたけど、気が付けば、たくさんの発見と成長があったじゃないか。

さぁ、また、次の一歩を踏み出そう。

 

【Loop Hero】は、そんな体験をさせてくれるゲームでした。

 

それでは、次のゲームが呼んでいるので、今回はここまで!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

 

小野義徳 Twitter